画数の少ない漢字

過去の記事で、「最も画数が少ない二字熟語は、『いちいちうるさいよ。』の『いちいち(一一)』で、2画。」と書いた。
(一一)と書くと、
「いちいちうるさいよ(一一;)」と、呆れられているようにも見える。いい熟語だ。
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大漢和辞典を調べてみたら、総画数2画の熟語が、もう一つあった↓
『丿乀』(ヘツフツ)
意味は「舟などの揺れ動くさま。」
横書きにすると「八(はち)」みたいだから、縦書きの方がいいな。
と思ったけど、昔の中国語は、横書きの場合は右から書いていたので、「八」にはならなかったはずだ。
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それぞれの漢字の意味は、
『丿』(ヘツ)は「右から左へと曲がるさま」「首をあげて体を伸ばす」
『乀』(フツ)は「左から右へと曲がるさま」
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他に、総画数一画の漢字たち↓
『丶(チュ)』……てん。ともしび。しるしの一(ぽち、ちょぼ)
『|(コン)』……すすむ。しりぞく。(下から上に引くと「すすむ」、上から下に引くと「しりぞく」)
『亅(ケツ)』……かぎ。下端を上に曲げた鉤の形。
『レ(ケツ)』……かぎのしるし。鉤形を表すしるし。
『乁(イ)』……ながれる。
『乚(イン)』……かくれる。かくす。
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しかし、どの漢字も熟語は載ってなかった。
これらの漢字はどのように使われていたんだろうか??
「こういう字があるんだよ?」くらいの物だったのだろうか。
古代の人々が、ブログ用に考えてくれた漢字としか思えない。今のところ。
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