今回の漢字検定の反省

自己採点の結果、173点(200点満点中)取れてそうなので満足しました。
それ以上に、自分の実力を出せたことと、努力の結果が現れたことに満足しました。
次回はさらに高得点を取って、表彰をゲットするぜっ!!
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(一)読み 28点/30点満点
音読み(問1〜20)は100%正解できる自信があった。その思い通り、音読みは20問全問正解。
訓読みで2問間違えた。
(22)分与してわずかに『贏』った。正解……「あま」
「勝負」を意味する「輸贏(しゅえい)」が思いついたため、「か」と解答した。
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(二)書き取り 26点/30点満点
割と自信のある分野だったが、2問取り損ねてしまった。
(11)チームの『タガ』が緩んでエラーが続出した。
全然思い出せなかったので、苦し紛れに「箝」と書いた。これは「箝口令(かんこうれい)」の「箝」。
正解は『箍』。
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(三)国字の書き取り 10点/10点満点
出題範囲はわずか200字程度。覚えれば楽ちん。
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(四)選択語 書き取り 10点/10点満点
語彙の豊富さと、それを正確に書き取る能力が求められる。最も得点しにくいと思われる設問。
たとえば「問:よろめくこと」……「答:蹣跚(まんさん)」
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(五)四字熟語 26点/30点満点
四字熟語の知識が問われる。漢字を覚えるだけでなく、意味や背景も覚えないと正解できない。
四字熟語は、出題範囲がおそらく500個くらいしかないので、覚えれば楽ちん。しかし……
書き取りで2問取りこぼした。どうも、常用漢字ばかりの四字熟語が苦手のようだ。
(5)サンシ渉河
田舎っぽい風景が浮かんだので「山紫」と書いた。正解は「三豕」。見たことも聞いたこともない。
(6)金声ギョクシン
声が金ってことは、玉の身だ!ってことで「玉身」と書いた。正解は「玉振」。同じく僕にとっては初出だった。
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(六)熟字訓・当て字の読み 6点/10点満点。
「熟字訓」とは、二文字以上の熟語を訓読みすること。「山葵」と書いて「わさび」や、「本気」と書いて(ry
僕が最も苦手としているジャンル。単語の数が無数にある上に、表記も複数ある場合がある。
ホトトギス……「不如帰」「杜鵑」「子規」など……。
でも僕の中では、6点は上出来。
(7)耶悉茗
何かよい匂いのしそうな野菜が浮かんだので「セロリ」と書いた。
正解は「ジャスミン」。言われてみれば「耶(ジャ)悉(ス)茗(ミン)」だ。
(1)豆娘
豆のように小さくて可愛いもの「てんとうむし」と答えた。
正解は「いととんぼ」。何でだよ〜〜!!!因みに「てんとうむし」は「紅娘」。
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(七)熟語・一字訓の読み 9点/10点満点
たとえば「健勝」という熟語の場合は、「健勝」の読み方、「勝れる」の読み方を問われる。
この場合の「勝れる」の読み方は、「健勝」の語義に相応しい読み方を答える。(けんしょう・すぐれる)
漢字の意味の理解・語彙力が問われる。
(5)「屯蹇」
「ちゅんけん」は読めた。音読みで間違うことは、僕にとってはほぼ0パーセントだという自信がある。
しかし「蹇む」が読めなかった。「はばむ」と書いたが、正解は「なやむ」。
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(八)対義語・類義語 18点/20点満点
豊富な語彙力と、それを正確に書き取る能力が必要。「(四)選択語 書き取り」と並んで、最も得点をゲットしにくいジャンルだと思う。
「野趣」の反対語「ガチ」
「雅緻」と書いてしまった。正解は「雅致」。
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(九)故事・成語・諺(ことわざ)の書き取り 16点/20点満点
故事・成語・諺の知識が問われる(ってそのまんまだな・・・)
漢字を覚えるだけでなく、意味や背景も覚えないと正解できない(四字熟語もそう)。
このジャンルをマスターすれば、四字熟語もだいぶ解けるようになる。その逆もまたしかり。
(1)焼け野のキギス夜の鶴。
まったく想像がつかなかったので、
「焼け野(黒)の中に、白い鳥だから、鷺(さぎ)だ!!」ってことで「鷺」と書いた。
正解は「雉子」。キジの古名。
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(十)文章題 読み・書き取り 24点/30点満点
文章の中で適切な言葉を使う能力が問われる。
(カ)婦は皆歯に『涅』し……
「でつ」と書いてしまった。
「熱する」「達する」「決する」「圧する」など、「*つ」はすべて「*っする」となることに気づきさえすれば、
「でっ」という正答に達することができたのに……
(5)その眺望の「コウカツ」なる……
「広豁」と書いてしまった。
正解は「広闊」。ほぼ似た意味の「開豁(カイカツ)」だったらよかったのに……
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今回は問題が異常に難しかった。
初出の問題が多かったし、出題された語彙もかなりマニアックなものが多かった。
次回もこのレベル希望。