檄を飛ばす
「檄を飛ばす」は、誤用されることが多い言葉だ！！
- 檄（ゲキ）を飛ばす 自分の考えや主張を人々に知らせて、同意・同調を求めること。
- 檄 ふれぶみ 自分の主張を訴えて人々に同調を呼びかける文書。
それに、激 （さんずい） ではなくて、檄 （きへん） なので、よ〜く見てみようぜ！！
「檄を飛ばす」は、
「仲間を激する」「仲間を激励する」といった言葉と誤用されているから、漢字も一緒に間違ってしまうことが多い！
ちなみに「檄を『送る』」というのも、誤用だぜ！
檄は『飛ばす』もんだぜ！！
漢字検定１級出題範囲だけど、出題されているのを未だに見たことがないぜ！
いずれ書き問題で絶対に出るから、押さえとこ〜ぜっ！
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では「檄」「激」の部首を、きへんやさんずい以外にしてみると……。
覈 カク しらべ-る 厳しく調べること。
- 検覈 ケンカク 事実を厳しく調べること。
- 考覈 コウカク 考え調べること。
竅 キョウ あな 人体にある穴。
- 七竅 シチキョウ 人の顔にある７つの穴。
- 耳竅 ジキョウ 耳の穴。
邀 ヨウ むか-える 待ち受ける。待ち伏せする。
- 邀撃 ヨウゲキ 迎えうつこと。攻めてきた敵を待ち伏せして攻撃すること。
徼 キョウ・ギョウ もと-める・めぐ-る
- 徼倖 キョウコウ・ギョウコウ 偶然の幸福をもとめること。（＝僥倖）
- 徼循 キョウジュン めぐる。方々をみまわる。
と、部首が変わると読み方がガシガシ変わってしまう！ひでぶだぜ！
↑の漢字たちは、漢検１級の書き問題で出題される可能性は低い。
だけど、読み問題ではいずれの漢字もモリモリ出題される！！このうちの少なくとも２つは、１年間のうちに出題されると言い切ってしまっても大丈夫なくらいだ！
頻出問題ってことは、サービス問題ってことなので、１問でも落としてしまうと切ないぜ！！
