かんげんがく

やっと帰ってきた!!でも明日7時に起床予定……


音楽や食事や会話を堪能してたら、いつの間にか23時になってた。
たのしかった〜


で、恵比寿から新宿に行こうとして山手線に乗ったら、大崎に着いてた。何故だ??
終電を逃して長距離タクシー(泣)


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かんげんがく
漢字で書くと、「管弦楽」「管絃楽」の二通りある。


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「弦」と「絃」の違いを調べてみた。


「弦」は、楽器以外のことばにも用いる。

  • 弓に張った糸。つる。……矢は弦音(つるおと)を響かせて飛んでいった。
  • 弓を張ったような半円形。弓張り月。……上弦の月下弦の月


「絃」は、楽器に張った糸を表す。いずれも「弦」に書き換えることができる。

  • 絃楽器(弦楽器)
  • 管絃楽(管弦楽
  • 十七絃箏(十七弦箏)……17本の絃を持つ箏


しかし、大漢和辞典の「弦」の項目の最後に、このような記述がある。

  • 弓に張る糸を弦という。楽器に張る物もまた弦という。
  • 絃の字を用いるようになったのは、弦の字よりも後のことである。
  • 絃は弦の俗字である。


「『弦楽器』という表記は正しくない!楽器に用いるのは、あくまで『絃』だ!」
という人がいるが、弦か絃かこだわる必要はないことがわかる。


つまり……「楽器をあらわすことばの場合は、『絃』で表してもよい」


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ところで……


大漢和辞典で「絃」を調べてみると、一項目

  • いと。琴瑟(こと)などの糸。

とある。


もう一方、「弦」を調べてみると、項目(一)に

  • つる。弓のいと。

とある。


従って、以上の点から見ると、
ヴァイオリン・ヴィオラ・チェロ・コントラバス等に関しては、

  • 楽器そのものに張ってある糸は……絃
  • 弓に張ってある糸は……弦

と使い分けてみてもよさそうだ。