こいをするということ
いつもどおり、マニアックな漢字や日本語のことしか書いていませんので、
『恋とは何か』を知りたくて見た、恋に恋して夢を夢見る乙女のような方は、どこかに行っててください。
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『恋』は、旧字体で書くと『戀』
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『戀』の上部の『糸言糸』の部分は、レンまたはランと読む。
『糸言糸』の意味は、以下の通り。
- 糸が絡まり合ってもつれる様子
- 乱れた糸をほどこうとしても、ほどけない様子
- ずるずると続いて切れない様子
『糸言糸』に、『心』がくっついて、『戀(旧字体)』=『恋(新字体)』となる。
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『糸言糸』がつく、その他の漢字
- 攣 ひきつること。 痙攣(ケイレン) 筋肉が発作的に収縮を繰り返すこと。
- 巒 幾つも続く山々。 翠巒(スイラン) みどり色の連山。みどり色に連なる山々。
- 臠 細かく切れ目を入れて、もつれた肉。 臠肉(レンニク) 切り身の肉。
- 蛮(蠻) 姿や生活が乱れた、虫(ヘビ)のような人種。 野蛮・蛮族 など
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『恋』という漢字の旧字体を思い出せなくなったら、
いとし いとしと いう こころ
糸 糸 言 心 → 戀
ほら、書けた!!