(日記)どうやら僕は性格がねじ曲がっているらしいことが判った
9時10分頃、池袋から上野方面の山手線に乗りました。
ふと前に目をやると、気になる広告がありました。
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どうやら、『東京都から自殺を減らそう』キャンペーンらしい。
広い野原の絵が描かれており、
その地平線の真ん中あたりに、両親+子ども二人の家族が小さく描かれている。
その画面の中央には、色とりどりの文字で『たいせつなひとがまってます』と書かれている。
イメージできましたか??
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『たいせつなひとがまってます』
僕は仕事がら、常に声を大きくして言っていることがある。
『文章は常に一義的に!多義的な文章は事故のもと!!』
おさらいしてみよう。
この広告は、何の広告だったか……『東京都から自殺を減らそう』キャンペーンだ。
で、広い野原の地平線に書かれていた言葉は……『たいせつなひとがまってます』だ。
で、僕の頭の中によぎった考えは……
たいせつなひとが『天国で』まってます
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この広告を目にして、まず思い浮かんだのが、
「真・女神転生」で主人公が死んでしまったとき(Game Over時)のシーンだった。
闇の中、遠くにうっすらと地平線が見え、遠くから恍惚な音楽が聞こえてくる。
すーっと地平線に近づいてゆくにつれて、視界が明るくなってゆく。
そして目の前には、はっきりと三途の川が映る。
すると、どこからともなく声が聞こえてくる。
『志なかばで力尽きし者よ ここより先は 魂の還るところ 恐れることはない……』
そのまま、すーっと三途の川を横切り、まぶしいほどの光が目に飛び込んでくる。
そして画面がホワイトアウトして、終わり。美しいシーンだ……
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自殺防止キャンペーンの広告に話を戻してみる。
画面には、広い野原が描かれていて、地平線の真ん中あたりに親子が小さく描かれている。
その画面の中央には、こう書かれている。
『たいせつなひとがまってます』
『志なかばで力尽きし者よ ここより先は 魂の還るところ 恐れることはない……』
この二つの言葉、意味が一緒だということが分かりましたか?
命に関わることばでさえも、よく吟味しないと思わぬ意味を持つことがある、ということだ。
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今日もスマブラX!
ピットくんはだいぶ強くなりましたが、どうしても弟のプリンに勝てません。
明日あたりから、カービィとアイスクライマーも練習しようと思います。