おわり

  • やっと宿題が終わった
  • 早々と宿題を終えた

このように『終わる』『終える』を使い分ける必要があるため、
送り仮名には十分気をつけなくてはならない。


しかし、

  1. ぜんぜん宿題が終らない。
  2. 期末テストが終れば、夏休みが来る。
  3. 校長の長話が、やっと終った。
  4. 夏休みが終ろうとしている。
  5. 終りのない旅。

「終わる」から『わ』を抜いてみたが、混乱することなく読めたはず。


『おわる』を『おえる』に変えると、いずれの場合も送り仮名が合わなくなる。
なので混乱せずに『おわる』と読むことができるのだ。
実際に、送り仮名を省略しても混乱せずに読めることが明らかな場合は、「終る」と表記して構わないことになっている。


上の例文の5番……「終りのない旅」
これは、さらに省略することができる。

  • 終のない旅。
  • 秋も終が近づき、寒さが身にしみてきた。
  • タバコを吸うのは今日で終にする。

「話(はなし)」や「祭(まつり)」と同じで、送り仮名をまったく書かなくても読み間違うことはない。


従って、『おわり』は以下のどの表記をしても問題なく通じる↓

  • 終わりのない旅
  • 終りのない旅
  • 終のない旅


「あたり」も同じようなことができる。

  • アイスの当たりくじを、駄菓子屋に持っていった。
  • アイスの当りくじを、駄菓子屋に持っていった。
  • アイスの当くじを、駄菓子屋に持っていった。