目をつぶって

小学5年の頃、小学校のクリスマス会で出されたなぞなぞ↓
「目をつぶって見るものは、な〜に??」
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僕は手を挙げて「味!!」と答えた。
料理の味を確かめることを「味を見る」って言うでしょ?
目をつぶって丹念に味を見ている様子が浮かんだので「味!!」と答えた。
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すると、クラスメイトが口々に言った。
「目をつぶって見るのは、夢だよ!!」
「寝てる時って目をつぶってるじゃん!そうすると夢しか見れないじゃん!!」
「アイちゃん、馬鹿じゃないの!!!」
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そして、小学5年生の僕が取った反応は……
 
 
「いけねっ!間違えちゃった!!目を閉じて見るのは夢だよね!!味なんて見れる訳ないよね!僕って馬鹿だよなあ!!」
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どうやら「見る」という言葉に複数の意味があるため、このようなことが起きたようだ。
「夢を見る」は「目にする」、「味を見る」は「試みる」。
他にも曲解はできないものか?
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「みる」の頭に「て」を付けて「てみる」の形にすると、
「試しにとにかくやってみる」という意味になる。
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すると
「目をつぶってみるものは、な〜に??」は、
「試しに目をつぶってみるものは、な〜に??」と解釈できる。
試しに目をつぶってみることが出来るのは人間くらいなもんなので、
答えは「人間」となる。
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一方「目をつぶる」にも二通りの意味がある。
一つは「目を閉じる」……「目をつぶって考える」のように使う。
もう一つは「(欠点などを)見て見ぬふりをする。見なかったことにする」という意味だ。
「今回は目をつぶってやるよ」のように使う。
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なぞなぞは「目をつぶって見るものは、な〜に??」だった。
こう解釈できる↓
「(欠点などを)見て見ぬふりをするが、とにかく見るには見る、というものは、な〜に??」
つまり、答え(一例)はこうなる↓
『巨人の小坂』……「守備がすごく巧いから見たい。だけどバッティングには目をつぶる。」